大学に入る前に、1年浪人してました。
浪人中、予備校に通ってたのですが、わざわざ東京の河合塾まで通ってました。
片道2時間くらいかけて。
横浜にも河合塾はあったのですが、繁華街の中にあって誘惑が多いので、
わざわざ東京まで行ってました。
今だったら考えられませんが、当時はアマアマの甘ちゃんだったので、ちょっと誘惑があると、すぐ勉強しなくなっちゃうんですね。
そんな調子なんで、わざわざ東京まで通って、どこまで真剣に勉強してたか??
今振り返ると、怪しいもんです。。。
お父さまお母さま、ごめんなさい。
予備校の最寄り駅は、池ノ上というところで、下北沢の近くです。
渋谷から京王線で、神泉、駒場東大前、池ノ上、と三駅です。
そう、隣駅は天下の東京大学なのですね。
一駅違いで雲泥の差です。
ある意味シュールだなぁ、といつも思ってました。
もう20年前の記憶なので、だいぶ怪しいのですが、閑静な住宅街と控え目な商店街、そんなイメージが残っています。
東大が近くにあったり、下北沢にも近いことから、独特な文化の匂いがする町、なんじゃないかと推測しています。
予備校通いの日々で楽しみにしてたのが、昼ご飯です。
結構、定食屋さんが充実してたんですね。
色々なお店を開拓して、自分だけの店を発見した気分になって、楽しんでました。
勉強しろよって言いたくなりますね。(笑)
なかでも、小さなカウンターだけの居酒屋みたいなお店を見つけて、よく通ってました。
マスターとも少し話をするようになってました。
マスターも、よく来る浪人生のことを気にかけてくれたのかもしれません。
ランチのメニューは、焼きそばだけなんです。
普通のソース焼きそばとは違った感じで、ニラがいっぱいと、ホルモンが入って、自家製のラー油をたっぷりかけて食べます。
ぽんちゃんやきそばっていうんだ、ってマスターが仰っていた気がします。
ラー油はいつも、目の前でマスターが作ってましたね。
唐辛子の配合は、秘密のようでしたが。
いつかまた行こうと思っていて、
20年経ってしまいました。
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